【ネタバレ御免】3D感を落とす愛とキャラクターを愛する心〜映画『ドラゴンボールZ 復活の「F」』を観て〜 ※この映画周りのPRも添えて


ドラゴンボールシリーズには、たくさんの個性的なキャラクターがいて、特に敵キャラは、◯形態というように変化してどんどん強くなって、悟空グループとの優劣が都度変化して、そこがNGの人もいると思うが、僕はそういうヒーローモノにありがちな終わりが見えない複雑なようで単純な展開が大好きなので、ドラゴンボールは大好きなアニメ、漫画の一つだ。

  
今、公開中の最新作映画『ドラゴンボールZ 復活の「F」』を観てきた。3D版を観たので、2200円。映画にしては高い。

3Dについて

この価格だと3Dはいいや…となってしまいそうだ。新宿三丁目のバルト9で観たのだが、客は本当に疎らで驚くくらい。20人程度くらいか。GWなのに、でもそれが仇になったか。ただ値段の高さは問題で、この作品は戦闘シーンだけでなく、随所に3Dだから活きるシーンが用意されている。それを「高いから普通ので良いや」…と客に思われるのは、作ってる人からしたら悲劇でしかない。この金額が安くならないかなぁとただただ思う。

前作の「神と神」と比較をする。「神と神」と「復活のF」は監督が違うのは、観ていて何となくわかったし、終わった後に調べて納得した。その違いが見えたのは、3Dの活かし方だ。「神と神」では、空中シーンが、かなり多めで3Dが活きるように背景というより手前にモノが来るように描かれていて、その遠近感が戦闘シーンに付加されて「3Dど真ん中キタ」と思った。また空中シーンでは視点がかなり変わって3Dというより、テレビ放送の内容とは違うんだぞ!ということを訴えているようだった。一方、「復活のF」は、3D感は弱かった。フリーザがテレビで放送されていた頃のような、あえて2D的に臨場感を与える技がふんだんに隠されていたように思う。岩の影を効果的に見せたり、空中シーンでは視点はそんな動かさず打たれる相手の動きをきちんと見せる。戦いシーンの打ち合う音も前作より多くまたバリエーションも多かったように思った。3Dなのに、3D感を減らしてより昔の頃の映像に戻す、だけど、音などを工夫して昔より臨場感を強く与えているような気がして、そうなるとどうなるか、昔のドラゴンボール含めて「凄かった」となるようなそんな感覚になった。テレビアニメ版へのリスペクトを感じた。

ネタ化(お笑いに近い)

丁寧な言葉だが内容がとても残酷、だから聴いているとより怖い気持ちになる、そう教えてくれたキャラクター、フリーザがこの映画の敵の主役である。

このフリーザが今回修行して悟空にリベンジを図る。そこで用意していたのは、フリーザが更に戦闘力をあげためにゴールデンフリーザになるというものだ。ゴールデンというのが、何とも滑稽で、確かにスーパーサイヤ人も髪の毛が金色にまずなったわけだけど、身体全体が金色になるのは、お笑い芸人が金色に身体を塗るようなものにみえてしまい、ただ滑稽だなぁと思ったけど、「そうくるか!」と思って楽しかった。また、時間を戻す、というのもこの映画のポイントなのだが、これもまたコント的で、見ていてお笑い番組を見ているようなそんな印象を受けた。

ストーリー

キャラクターへの愛を物凄く感じた。フリーザの悟空を倒すために闘いを諦めない強い気持ちには「これこれ!」と思うほどで、頭の中で昔のアニメが回想。

しかし前作の方が小ネタが多くその分キャラクターの特徴が出ていたように思ったし、テレビ放送以上にそれが強過ぎて、映画の特別感があった。その点でいくと、「復活のF」は小ネタでいうとテレビ放送レベルだった印象だ。

アニメ映画の良さと驚いたこと

映画館で僕と一緒の回で小学校低学年くらいの少年たちがいた。僕が彼らくらいの時に見ていたアニメがドラゴンボールなのにあれから20年経ってあの頃の自分と同じ年齢の子供が楽しくこの映画を見てて、見終わって「カメハメハー」とか叫んだり「スーパーサイヤ人は4までじゃないの?」とか話してて「前回の映画を見てね!」って突っ込みそうになったけどそんなことしないのだけど、そんな感じでアニメは時間差があんまりないなぁと思った。テレビでの再放送の影響なのだろうけど、なんか不思議な気分になった。親子でドラゴンボールごっこができるね。


おまけ

映画を見ると鳥山明書き下ろしの脚本がもらえる。脚本に絵コンテもあったり、秘話もあったりして、面白い。絵コンテみて、あのシーンだ!とすぐわかる。またフリーザ戦の復習もできる情報も入ってて、フリーザを知らない人でもフリーザのことがわかるが、多分ドラゴンボールを見ていなかった人、つまり新規が見ても面白くないだろうけど、「あのストーリーどんなだったっけ?」と思う程度の人にはこの本は本当に嬉しい。またゲームで使えるカードもついていた。


プロモーション

バルト9で映画を観た。KINEZOで予約して、発券した時、発券機がドラゴンボール仕様に。 


音声アナウンスは、フリーザの声。感動した。9階バルト9フロアでは…

  巨大神龍!Instagramに映える!

そのほか、U-NEXTでのキャンペーン。入ればフリーザの回が見放題。 

  

またYahooでドラゴンボール関連ワードを検索するとページがドラゴンボールに!

  

ドラゴンボールで盛り上がっていて少し若返れた気がした。


最後に

ドラゴンボールは格闘アニメで、あまり教育上良くないと僕が小学生の頃言われていた記憶がある。確かになぁと思う部分もあるが、今回の映画で、「油断するな」とか「気が入り過ぎるのは良くない」という教えが付けられている。子供にも言えるかもだが、この教えは大人に向けたメッセージであるように思えた。鳥山明先生にはお世話になりっぱなしだ。


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