黒カレーと聞いて吉野家に行く触覚


朝、眠気まなこで、冷凍庫からラップに包んだご飯を探すもなく、「あ、炊かなきゃ」と思うも、面倒と思い、冷蔵庫を開け魚肉ソーセージを3つ取り出し、テレビをつける。

魚肉ソーセージを食べながらテレビを見て、その12時間くらいが経った今、魚肉ソーセージの味もテレビの内容もほとんど思い出せないくらいテキトーに味わっていた。これに何か意味はあるのだろうか。

 

テレビの内容で覚えていたことといえば、めざましテレビをつけていたことと、「吉野家のカレーが変わって、黒カレーになります」ということだった。
「黒カレーになります」

 

 

と一緒に映されたそのカレーはさほど黒くない。

 

 

試しに吉野家のホームページに行くと、テレビで出ていたような色である。家庭のカレーよりは濃いが黒ではない。しかし「黒カレー」というワードは頭に残ってしまった。

そのすぐ後にLINEにメッセージ。

 

 

友達でもなく吉野家のLINEアカウントで「黒カレーが50円オフ」という内容。350円のうち50円を引くなんて、すごいと思ってしまう。それくらい一回食べさせたらリピートさせる自身があるのだろうと思った。

 

より興味を持ってしまいまた吉野家のホームページへ。黒カレーには、あめ色玉ねぎ、トマトペースト、りんご果汁など、野菜と果物がベースに入っている。何となくレトルトカレーの風味を想像した。
これらに加えて15種類のスパイスが入ってるらしく、スパイスという家で作るには面倒くさそうな響きの粉が15タイプも入っていると聞くと何となく特別なものと思い込んで、ますます黒カレーに興味を持ってしまっていた。

 

 

 

 

帰り。

 

 

 

迷うことなく吉野家へ。

 

 

どこかマクドナルドというかバーガーキングというかその類のクリエイティブ。吉野家が持つ「和」というより「洋」。

 

少し「あれ?」と思った。黒カレーって多分黒船的な感じなのかなと。まぁ、いい。

 

 

「黒カレーお願いします」

 

 

頼んだ。3分くらい待ってテーブルに。

 

 

やっぱり黒カレーはそんなに黒くない。これを黒カレーと呼んでいいのか、いや、「黒カレー」というワードが僕の中で響いて今僕は吉野家にいる。「黒カレー」で正解たったのだろう。別に本当の色は関係ない。覚えてもらえさえすればいいのだろう。

 

黒カレーを食べる。最初そんなに辛くはなく、味わいはほのかにフルーティでレトルトのような感じ。食べていくうちに辛さが増す、意外に辛い。黒カレーが持つ甘さに別ベクトルを向いた辛さが少々違和感だが、次第に辛さが甘さを逆転し、最初と別の食べ物のように思えた。面白い。

 

黒カレーはレトルトのような甘さが最初メインであるが15のスパイスが後から効果的にくる、2面を持つカレーであった。

 

 

「吉野家でもう一回黒カレーを頼むか?」と言われたら答えは「ノー」。理由は簡単で吉野家では牛丼を食べたいのである。最近はスタミナ豚丼もかなり美味しく牛丼よりスタミナ豚丼を頼んでしまうことが多々あった。
そう考えると牛丼はすごい。何回リピートしただろう。リピートさせる食べ物って多分すごく少ないけど、何人のリピートメニュー第1位になっているか、考えなくなくても、その数は指折りなのはわかる。

 

黒カレー

 

しかし、なんだろう、テレビで最初にそのメニューのことを知ってしまうと、どうしても食べたくなってしまう。テレビってさ、すごいね、ってことも改めて。


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