JASRACはヤマハ音楽教室を殺し音大も殺すと思う


 

僕は小中学生の頃ヤマハ音楽教室に通っていて家のピアノもヤマハ、趣味でやってたギターもヤマハで、それは特に意識していたわけではないのだが、僕の周りの音楽関連のものほぼ全てがヤマハだった。

ピアノをほぼ弾かなくなった今でも何となくヤマハは気になっていて、ここ最近、というか東日本大震災頃から街のヤマハ音楽教室(ヤマハ楽器特約店)が立て続けにつぶれてる印象がある。例えば国立楽器店。大きな楽器店で、専用のスタジオもあり、国立音大とも関係があった。そこがつぶれたのだ。

なんでヤマハ音楽教室がつぶれてるのかを考えると多分だが個人の教室が増えてそっちに生徒が流れいるんだろうなと。インターネットが一般的に利用されるようになり、SNSも誰もが使っている。そんな今、個人のピアノ教室はホームページをつくりそこでブログなんかをそこのピアノ教室の先生があげてるものだから、その地域で子供にピアノを習わせようと考えているお母さんがインターネットで検索して、そのブログにたどり着く。同じ地域のヤマハ音楽教室と値段を比べ格段に安い個人のピアノ教室に決めて通い出す‥そんな流れがあるような気がしていて、今、ジワジワとヤマハとは切り離された音楽教室に通う子供が増え、ヤマハ音楽教室は街から姿を消しているんだと思う。

ヤマハ音楽教室では月謝が一万円のところ、個人のピアノ教室では6000円くらいだったりする。同じ先生が教えてくれるんだったら個人のピアノ教室に通うだろう。

ヤマハ音楽教室は多分今、生徒獲得に苦労していると思っている。

そんなヤマハ音楽教室にJASRACが牙を剥くように、著作権料を徴収するという話があがった。受講料の2.5%をJASRACは音楽教室から納めさせるようである。多分今の所これは個人のピアノ教室にまでは及ばない。ヤマハ音楽教室のコストが更にあがる。それは多分、受講料の2.5%といえど受講数を考えると膨大な金額になり、少なからずヤマハ音楽教室の生徒の負担になることは必須であると思う。すると、今のヤマハ音楽教室の月謝と個人のピアノ教室の月謝が更に開き、ますますヤマハ音楽教室の生徒数減に繋がってしまう気がしている。

僕がヤマハ音楽教室関係者だったら、「僕らから著作権料を徴収するんだったら(私立の)幼稚園や小学校、中学校、高校、大学からも著作権料を徴収しろ。というか、うちらよりもダンススクールの方がその対象だろうがよ」とJASRACに訴えると思う。「大学のサークルからも」と言いたいが別に儲けてるわけではないからやめておく。そんな感じだと思う。

ヤマハ音楽教室のような全国に広くある音楽教室がなくなったら、楽器を奏でる人の母数が減り、音楽をより深く愛する人が減り、多分、音大の受験者も減るだろう。今は「景気が悪い」と言われないまでも子供が「音大に行きたい」と言えば多くの親は「やめなさい」と言うだろう。生徒数が多い武蔵野音楽大学とかは一番最初に悲鳴をあげると想像する。

CDが売れない、著作権料徴収額が減ってる、だからどこか穴を埋められる場所はないか‥その対象にヤマハ音楽教室がなってしまうと、これから生まれるであろう著作権料を生み出す作品自体が減るのではないか。

ヤマハ音楽教室サイドの動きには注目したい。


あわせて読みたい

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です