出会い系アプリ厨になると現実を生きづらくなる


 

先日友人のバンドのライブに行って、なぜかそのライブの打ち上げに参加することになったのだが、バンドメンバーである友人の顔が急に青ざめてて「どうした?」と聞くと「やばいかも」と顔の青ざめの理由を聞きたいのに、ただただ「正解」と言われるだけの返事に「?」だった。

するとしばらくして「ねぇ、会ったことあるよね」と僕らの前に座ったアラサー女がテンション高く言ってきて「やばいかも」と言った友人が「そうかなぁ」とはぐらかす。

「なるほど」

と思った。友人は出会い系アプリか何かでこのアラサー女と出会い、事を済ませてしまったのか、と。

友人ははぐらかし続けた。そして僕は想像を止めた。

打ち上げが終わり、友人に事情を聞いた。

友人とアラサー女はペアーズで出会って一度だけ食事をしていた‥事を済ませたか否かは覚えていないとのこと。‥覚えていない‥本当に覚えていないそうだ。なぜなら、出会い系アプリで出会い過ぎて誰と会って誰としたか、そこらへんの情報が整理できていないらしい。体験に紐付いた記憶が曖昧になる‥記憶力が相当ないか、病気かのどっちかだと思うがそうらしい。もう完全に記憶がないらしい。ただ出会って可愛かったらやる、そういう仕事らしい。仕事ってなんだ。ミッション?目標を立ててその目標を達成するために場当たり的に頑張る‥その男としての生き方に尊敬するが、アソコがばっちぃ。相当数会っていることがわかった。そして相当数やっていることがわかった。

そして怖いのはアラサー女の自爆である。「会ったことあるよね」と男で聞く。リアルで暗に「ペアーズで会ったよね?」と言う‥「この人、ペアーズやってるんだ、そして会いまくってるんだ」と思い、このアラサー女への印象はネガティヴ寄りに動く。そんなことを想像しているか否かは別にどうでも良いとして、自爆してくる。これは怖い。

男はやったかどうか覚えていない。女は一先ず出会ったことをぶり返してくる。やったかどうかなんか別にどうでもいいけど、その点が女がどういう目的で出会ったことをぶり返してくるのか考える上で大切になってくる。恨んでいるのか何なのか‥。

出会い系アプリというのは怖い。確かに自分と直接接する人とは繋がらないかもしれないが、その外の近い人とマッチングしてくる。それがバンドの打ち上げのような、友達の友達、の友達‥が集まる場所と重なる。出会い系アプリというのは、そういう意味で現実を生きづらくしているような。

 

 


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