就活生だった頃に自分を勇気付けてたマインドについて
先日、有楽町線でリクナビ2017の中吊り広告をみた。管楽器を吹くたくさんの人を背景に就活生がいる。そこに小さく「ひとりじゃない。」のメッセージ。たくさん落ちて「自分ってなんなんだろう。誰も必要としてくれないんじゃないか」とそう就活をする学生が思うことを想定して、「それでもあなたは1人じゃないんだよ」と、そんなメッセージなのだと思うけど、WEBテストとか複数人でやるかもしれないが、面接は1人なわけで結局は1人なのだ。もちろん応援してくれる人として少なくとも家族はいると思うけど、面接の場は自分1人なわけだ。
ただ何というか、ぼくの中で就活中に自分を勇気付けてたマインドがあって、それは「1人じゃない。」というものである。
「広告と同じじゃん!」
とそう思われるかもしれないが違う。
何が1人じゃない、かというと、その会社が内定を出す人数が1人じゃないということである。1人のところもあるかもしれないが、だいたいが1人じゃない。
ぼくの中での就活の不安は、「そういえば、1番って獲ったことない」という自分の過去の評価からきていた。人に言えることってないじゃん‥1番になったことがないから、ダメ人間なんじゃ‥。みたいな、そんなことを思っていた。
けど、社員訪問をするなかで、あれ?と思い出してきて、それは、その会社にいる人たちがみんな何となく雰囲気が違うからで、そこから、当たり前だけど、能力も違うんだろうな、と。
で、そっか、と。
採用人数は1人じゃないし、漠然とある「能力」という意味のわからないものがそもそも自分にないとか決めつけるのも、自分で自分の首を絞めてるわ、と思って、スマップがみんな木村拓哉じゃないように、草彅剛も入れよう、と、そうなったように、色々なキャラの人が必要なんだよな、とそう思って、そこからスッとラクになった覚えがあったので、何となく共有。
就活生へ、採用人数とか考え出したら、このマインドで。たぶん、ラクになる。