マドリードに到着してメトロ(地下鉄)にて秒でiPhoneを盗まれ初めて一人を実感した件


スペイン旅行といったら“スリ被害”というくらいスペイン、特にバルセロナに旅行した人から被害の話をきく。僕はバルセロナに6日間滞在し、朝の10時から夜の1時くらいまでバルセロナの街中を徘徊していた。

(このツイートはビキニというバルセロナのクラブ。2時過ぎから人が急激に増える。週末のみの営業ということもあり、地元の人(学生(が多い印象)

 

が、バルセロナでは特にスリ被害を受けることなく、というのは、相当スリを警戒し、街中で地球の歩き方(トラベル情報誌)を読まないとして、行く予定のリストは全てiPhoneに入れて常にiPhoneを手に持って現地のアジアンを装い、加えて外のポケットには何も入れず、カバンというか危ないリュックなのだが人と密接する場所では常に前向きに背負っていた。

 

常にオンライン状態なので、普通に知人とLINEやFacebookメッセンジャーをしていて、東京にいる延長のような感覚でいた。今思うとそういう感覚も警戒心を弱めていたのかもしれない。

 

バルセロナでの街歩きを終えて、renfe社のAVE、日本でいう新幹線に乗り、2時間半かけてマドリードへ。

その間「バルセロナで15万円スられた‥気をつけろよ」と先輩から言葉を頂いたが、いつの間にかスられるとか本当にあるのか、と思った。それくらいスリのイメージがもてていなかったし、スられないというたった6日で間培われた要らない自信があったのだと思う。

 

 

 

iPhone盗難の現場

 

AVEがマドリードのatocha駅に到着し、乗客が一斉に降りる。僕はpuerta de toledo駅というメトロ、地下鉄5号線の駅が最寄りのホテルというか、名前もpuerta de toledoという名前のホテルで、今だから歩いたら15分程度とわかるか、マドリードに到着した頃は全くわからなかったので、というか、atochaに到着した段階では自分が何という駅が最寄りの何というホテルに行けばいいのか、と全てが漠然とした状態であり、移動しながら、ホテルが書かれた用紙を見て、地球の歩き方でマドリードの地下鉄の利用方法(metrnbusの10回券がおすすめ的な)を読み、同じく地球の歩き方でpuerta de toledo駅までの行き方を調べ、atocha駅から徒歩でatocha renfe駅というメトロ用の駅に行き、1号線に乗り、callao駅で5号線に乗り換える‥と地球の歩き方を開きイメージしながら、1号線に乗車‥。キャリーバッグを引きながらトラベル本を読む‥馬鹿‥地下鉄内で、扉が閉まる直前で乗り込んだ僕に一瞬視線が集まる。向かいの扉の端にはカップル。atocha renfeの次の駅に到着した時に僕がキャリーバッグを持っているので、端へどうぞとおじさんが優しく誘導してくれ‥もうすぐcallao駅というところで何となくiPhoneを探したらない。多分急に地球の歩き方を読もうと思ったのでコートの外側のポケットにしまっていた。一応カバンの中も見たけどiPhoneがない。こうしてiPhoneがどのようにして盗まれたのか具体的にわからないまま、これぞ“いつの間に”でiPhoneが盗難された。今だからコートの外側のポケットに入れていたから、と反省点は明確であるが、日本だと外側のポケットに入れてしまう習性でついそれが出てアウト。iPhoneのケースにPASMOをなぞにつけていたのでそれが捨てられていないか、atocha renfe駅からcallao駅の間のゴミ場をキャリーバッグを引きながら探した。なかった。変な汗をかいている。マドリードの旅のスケジュールやその場所の住所は全て入っている。それを失い、マドリードに着いた途端に嫌いになりかけるというか、全員が敵に見え出す。「おい、カモがきたぞ」「あれはハポンだな、このアホ面」こんな言葉を視線とともに受けているように感じ出す、被害妄想か、どうかもわからない、現にそう思ったスリ野郎にターゲティングされて知らぬ間にiPhoneは盗られたのだから。

 

 

 

 

紛失届をもらう

 

iPhone盗むならこっちの封筒盗めよ、交換してやるくらい思った。バルセロナでの写真が全てパーである。ほんのすこしだけTwitterやInstagramにあげてそれを見ると、もっと全体がわかるくらい撮ったのに‥と思うわけである。悔しい。そんな気持ちが徐々に薄れ、iPhoneがないマドリードの生活を考え出す。基本的にはどこに行くにもGoogleマップに住所を入れて指示されるルート通りに歩く。間違うことなく予定通り到着する。無駄のない歩き、疲れない。そんなGoogleマップもろともiPhoneを失い、不安が募った。

海外保険で盗難されたもののいくらかの価値分が戻ってくるようで、とりあえず、必要書類になっている警察発行の紛失届をもらうことにする。だが、警察署がどこにあるかわからず、人に「where is policia?」と英語にスペイン単語をのせて話しかけまくる。「where is」という言葉がなかなか通じていないようで「ポリシア」というと通り過ぎるスペイン人は指を指してくれた。そう、マドリードは英語がわからない人が多いという実感をそこで初めて思ったというか、バルセロナでは基本的に話す人は店やホテルの人だし、街の人も話しかけてくる人でそういう人は決まって英語ができた、僕が英語を話せるかは別として。

指差す方向に向かうもなかなか警察署はない。指さされる方向に10m進む毎に人に聞くと、行ったり来たり‥みんなテキトーに答えているのだ。ヤバい‥と思い、もうスペインに6日間一人でいるのに、初めて一人でいることを実感し焦る。アジアンな顔の犬を連れた女性に話しかけた。犬を連れている人はその範囲が生活圏であることが濃厚なので情報の精度も高いと期待した。すると日本人で日本語で会話‥すごい安心感‥一緒に警察署まで歩いてくれた。その方とは警察署の入口で別れた。

警察署の入口でiPhoneが盗まれたことを伝えると多分英語ができる人を呼ぶから待てと言われ(気がして)、少し待つと別のスペイン人がきて英語でダダッと色々質問してきた。それを1つ1つ分解して答えていると、街中で質問して答えてくれたスペイン人が心配してくれたのか、警察署を覗きにきて僕の顔を見るなりホッとした表情を浮かべ入口の警察署の人と何やら話していた。僕は質問に答えている。僕のたどたどしい英語のせいだと思うが英語ができる警察の方は少し威圧的でなんか怖いと思った。嫌だ‥と思っていたら黄色い服を着た方がおりてきて、ゆっくり英語を話してくれた‥全部わかる‥そして「あっちで待っててこの番号で呼ぶから、呼ばれたら私も同行するので、また同じように答えて」と言われ、とにかく安心した。

警察署の待合室。長方形の部屋で8m×5mくらいの感じ。そこに10人くらいいた。僕がもらったものと同じ四角い番号がかかれた紙をもっている。殆どがスペイン人らしかったが向かいにいた3人組は韓国の人だった。多分盗難だろう。30分くらい待った。“くらい”というのはポイントでiPhoneを盗まれると時間がわからないことに気が付いた。時計など持ってきていない。これから時間はアバウトに進むのかと悟った。

30分くらい待ってスペイン人の警官と面談が始まる。その警官は英語はわからないようでスペイン語で話してきた。僕はテレフォノ(電話)だけ分かったが他に何もわからず‥早く黄色い服を着た人来てくれ‥と願った。がなかなか来ない。何となく僕の日本の住所を聞いてることがわかるとそれを答えた。

続いて何を盗まれたか、どこで盗まれたか‥。

だけどこの問答が本当に噛み合っていてるのか不安になってきて再び黄色い服を着た人が来ることを願った。すると来た。助かったと思った。今までの問答を初めからやり直したいと伝えた。同じ答えを言った、第3外国語にスペイン語をとっていて良かったと思ったが雰囲気である。盗んだ人を見たか、と言われた。見ていない、と答えた。この時にスリのプロだと思った。いつの間にかスリを遂行する。ムカつくがそのスリで生活しているのだろうと思い、もうスられたことを考えるのはやめようと思った。そう、これまでスられたメトロの中の様子を何度も頭の中で再生していた。いつ、だれが‥思い出してもだれ一人僕に触れていない、そんな感触は一切なかった‥しかしそれがプロのスリの犯行なのだ。多分電車に乗り込んだ時にずっと狙われていたのだろうと言われた。すごく悔しかったし、犯人の顔が見たいと強く思ってきた。

質問された内容が反映された紛失届ができあがり英語ができない警察官から手渡され、ここにサインをくれと言われた気がしてサインした。こうして、紛失届をもらい、全ての処理を終えたら21時になっていた。スられたのは18:30頃でかなりの時間が経っていた。

 

 

 

iPhoneを盗んだ犯人への復讐心

 

キャリーバッグを置きにホテルに行くと無料Wi-Fiのパスワードが書かれた紙をもらった。Wi-Fiに繋げるデバイスが何一つないのでただの紙切れである。あぁ、と思い、iPhoneがあれば‥と溜息をつく。外に出てマドリードの面白い光景を見て写真を撮りたいと思い、iPhoneがあれば‥と溜息をつく。こうした溜息が犯人への復讐心を強くさせ、iPhoneを疑わせる眼鏡ケースを鞄から出してコートの外ポケットに忍ばせた。これを盗もうとしてくれ、そう願いながらメトロやマジョール広場、ソル駅周辺でいかにも旅行者みたいな振る舞いを基本的にしていた。それに最後まで引っかかる者は誰もいなかった。やはりプロなのだ‥。

 

 

 

時間がわからない

 

バルセロナでは時間はiPhoneで確認していた。日本でもそうだ。腕時計などはつけず基本はiPhoneである。だがそのiPhoneを失ってしまった。

驚いたことに時計があまり街中にない。

  • マジョール広場の建物の最上部に一つ
  • バス停
  • たまにある教会型の建物の最上部
  • 店のレジ

本当にこれくらいで、どれだけスペイン人の腕時計をのぞいことか‥。

バス停はすごくて、時間だけでなく天気も表示してくれていた。しかも天気をマークで示してくれてるからわかる。バス停にこんなに感謝するとは思わなかった。

 

 

 

ディスコミュニケーション

 

フランスのエロサイトで度々マドリードの「factory air」が話題になる、と日本の海外エロサイトに載っていた。ただのエロ系の店であれば行かないのだが、下がバーのようになっていて、そこは女の人がたくさんいる。バーで飲んでいると女の人が声をかける。その女の子にドリンクを奢れば、その後のその女の子の30分を得ることができ、自由に話すことができ、その中でセックスの交渉し、金額的にはまれば、上の階がホテルになっているのでそこでヤるというそんな場所、それがfactory airであるという。バーエリアに1000人の女の子がいるとか色々と噂されていたので、どんだけ大きなスペースなんだ。とすごく興味をもっていたので、どうしてもそのfactory air を覗きたかった。

そもそも、その情報をバルセロナからマドリードに向かうrenfe社のAVEという新幹線的な乗り物の中でインターネットしてて知った。マドリードにて、iPhoneをスられて、factory airの住所等のデータはもちろんfactory air内での物価もサラッと読んだ程度なので曖昧‥そもそも「factory air」という名前であっているのか、という不安もあるくらいであった。そんななかで、sol駅よりfactory airへタクシーで向かおうとした。確か‥タクシーでマドリード中心部からだと20ユーロくらいと書かれていたような‥そんな記憶を辿ってのことである。

紙に「factory air」と大きく書き、駅前にタクシーの運転手に見せ、「OK?」と尋ねた。反応は決まって「俺はその場所は知らない」という素振りであった。15台くらい一気に聞くと基本的にタクシー運転手に英語はNGであるということを何となくつかめた。oneとかtwoとかstationとかも通じない感じである。僕が辛うじて話せる部分すらNGな感じ。15台くらい聞いたところで、かなり高齢の男性が運転席に座るタクシーがきた。もう気持ちは‥やっぱり知らないだろうな‥そもそもfactory airという名前であってるのか?と思ってきていたところであった。これまでと同じように高齢タクシードライバーに「factory air」と書いたノートを見せ、「OK?」と尋ねた。文字が見えなかったようで、ノートをよこせ、という素振り。ノートを渡した。僕に「エロポルノ?」と質問してきた。なんとなくニュアンスは違うけど方向は合ってると思い、Si(イエス)と答え、運転手の乗りな!の素振りに従って乗った。そして、タクシーメーターをいじり30と設定。僕はノー、20ユーロ、プリーズと反抗。ドライバーは30、30といってくる。まぁ良いやと思い折れた。30ユーロ固定である。ドアを手で閉めタクシーは動く。ドライバーが「エロポルノ、エロポルノ」と何やら茶化してくる、まぁそんな感じだよなと怪しむことなく過ごしていると、「チノ(中国)?」と聞いてきて、ハポン(日本)と返した。しばらく沈黙し、道を覚えようとしたが長いトンネルに入った。あぁもう歩いては戻ってこれないなぁ‥iPhoneもないし‥と溜息。そんな時に「ウノ?ドス?トレス?‥」と何やら質問してくる。何のことだ‥と不安になる。色々考えて、まさか空港か?と思ってきた。factory airのairから空港は連想できる。しかもマドリードの空港は4ターミナルある‥まさか‥と思うもスペイン語で僕が会話できない。僕は「ノー、エアポート、factory airプリーズ」と叫ぶ。タクシードライバーは僕が何を言っているかわからない様子。交通標識に飛行機のマーク。多分予想的中だ‥エロポルノというのは、エアポートのスペイン語読みでそう聞こえたのか、と認識。長くなったが、そんな感じで言葉の発音による誤認が多々あった。iPhoneがあれば解消できたかもしれない‥と悔やむ。

このあと空港の第1ターミナルに到着し、タクシードライバーがお前がSiと言ったからだろ!と多分僕に叫んできた。僕はノー、ノーと叫ぶ、カオス。僕は降りない。ソル エスタシオ ポルファボール(ソル駅、お願い)と伝えた。タクシードライバーはわからない様子。あれ‥と不安になった。リターン、リターンとタクシードライバーに伝えるもわからない様子。ノートを取り出し、sol駅と今いる空港を書き、矢印を描いた、リターンが伝わってタクシーが再び動いた。途中でタクシードライバーがキレだしたようで高速道路みたいなところで止まりだして、お前がSiと言っただろみたいなことをまた言い出した。ソル エスタシオ ポルファボールと伝え続けた‥無事にsol駅に到着し、30ユーロ渡した。無駄な30ユーロである。

(このあと、この無駄な30ユーロ含め行きたいと思っていた場所に行けない悔しさがこみ上げて、またスリ犯ふざけんなと思い出す‥ただスリ犯のせいでマドリードが台無しになるのもしゃくでsol駅で再びタクシードライバーに「factory air」と大きく書いたノートを見せ、英語ができるか確認した。20分後、factory airを知ってるドライバーが見つかる。ストリップディスコね、と答えた。Siと答えた。いくらくらい?と尋ねると50ユーロと答えた。あれと思い、どのくらいfactory airまで時間がかかる?と聞くと1時間半くらいかかるという‥あれおかしいと思い、ネットで調べてくれ、20ユーロ程度でいけるから!と言うとタクシードライバーはスマホを取り出し調べだした。お、確かに近い、20ユーロくらいだね‥とタクシードライバー。僕はタクシーに乗り、factory airに向かった。高齢のタクシードライバーがタクシーを進めたルートを走る。まさか、また空港か?と思ったが、杞憂に終わる。空港までの道から外れて高速道路的な道から一気に厚木の郊外みたいな道に。暗い。ホテルが見えた。何かあったらあのホテルに駆け込んでタクシーを呼んでもらおう、そう思いホテルとこれから到着するであろう場所のルートを覚えようと意識を集中させる。厚木の郊外みたいな道からさらに秦野の郊外みたいな道に入った暗い。恐怖心、心臓バクバク。しかしその道に入ると、建物の角に縦書きの青いネオンで「factory air」の文字が。ここだ!その上には同じく青いネオンでHOTELの文字とその文字の上に星が3つ。3つ星ホテルなのか?とタクシードライバーに聞くと、そんなホテルではない、ただすることするだけ、と回答。factory airの前でタクシーが止まった。ちょうど20ユーロくらい。お金を払い僕が降りる前にタクシードライバーが「スペイン語を話せないと厳しいかもしれないし、話せないと危険。注意しろよな」と言葉を残した。マドリードの郊外。暗い道。しかも何も通信できるものがない。不安しかなかった。そんななかでタクシードライバーから当てられた言葉。不安マックス。でもここまで来たら中には入ろうと思い、入口に入った。男性が2人いた。受付的な場所に1人と、入口に1人。お金を払うのかなと思ったが、入口にいた男性は中へというモーション。中に入った。畝る長いバーカウンター。バーカウンターに沿った座席には女性がだいたい2人ずつ並んで、ランダムな感覚で座っている。サイドにはソファー席がある。そこにも何人か座っている。確かに広いがここに女の子だけで1000人は入れないよなと思った。クラブなサウンドだがそこまで大きな音ではない。22:45頃である。まだ男性は数名しか確認できない。女の子もせいぜい20人くらいだろうか。入り口付近で立っていると女の子が寄ってきた。スペイン語で話しかけてくる、英語はできないようだ。僕はその相手から距離をあけて離れた。別の女性が寄ってきた。同じくスペイン語のみで離れた。別の女性が寄ってきた。同じくスペイン語のみで離れた‥そんなことを繰り返し‥スペイン語話せないとダメだ‥と思い、また変な怖さもあったので、お酒を頼む事なくフロアを出て、factory air自体からも出た。タクシー見つけなきゃ‥と歩いていると向こうからタクシーが来た。ホッとした。あれ?と思った。乗せて来てくれたタクシードライバーが乗っている。もしかしたらすぐ出てくるかもと思って‥とタクシードライバー。その通りチキって出てきたわけだ。sol駅へと伝えた。マドリード中心部に着くとタクシードライバーが「ストリップガールは好きか?」と聞いてきた。?という顔をしたら「ここの近くにストリップディスコがあるからそっちに行くか?」と聞いてきた。マドリード中心部にもあるのかと思ったが、ノーグラーチアスと答えた。そんな感じ。余計な話過ぎた)

 

 

 

スペイン人の優しさに触れる

 

イロギというsevilla駅が最寄りのレストランに行った。サラダに赤いタレがかかっていてほのかに魚の風味がある。何の魚だろう、そもそもこの赤いタレは多分トマトなのだろうけど酸味がなく甘さだけなのでどうしているのだろうと疑問を持って店員に質問したくてもiPhoneがないため翻訳機能を使うことができない‥話せないもどかしさに触れながらiPhoneの存在の大きさを知る。もぞもぞしてたら、店員が何やらスペイン語で僕に話しかけてくる。僕がわからない様子なので、iPhoneを取り出し、Google翻訳を立ち上げて話してくれた。理解。多少の意味不明さは残しつつ、わからない言葉がわかる言葉に変換されていてとりあえずホッとした。僕の疑問もGoogle翻訳で解決。トマトジャムでタラも使っているとのこと。そうか、自分がやりたいことは人のスマホでやればいいのか。

 

チャンピョンズリーグ。エスタディオ サンティアゴ ベルナベウにて、レアルマドリード対ローマの一戦を観た。僕の座席は三階席。すぐ下にサッカーコートが広がるような、滑り落ちてしまいそうなスリリングさもある座席設計、すごい角度である。ここはどうしても写真に収めたかった。隣には20代のスペイン人が二人。僕の隣の人にまず声をかけた。ここの写真を撮って僕に送って頂けませんか?すると、相手は英語が無理なようで隣の人の肩を叩き、その人が僕を向いた瞬間に何やらこの人にお願いして、というような素振りした。なので、写真を撮って僕に送って頂けませんか?とお願いするとOKと言って早速写真を撮ってくれた。どこに送ればいい?と言われたので、何となくFacebookメッセンジャーでと言ったら、アカウントを持っていないという(Facebookがなかなか通じない印象がありました、スペイン。みんなwhatsaapばかり開いてる印象。そしてwhatsaapのアカウント持ってたら写真のやり取り楽だったなぁと後悔)。結局Gmailに送ってもらった。

 

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準備中のフィールドであるがきちんと送ってくれてたのが凄く嬉しかった。

 

 

 

最後に

 

インターネットが旅に必要か‥と問われたらあった方が便利だと思うし、ポケットWi-Fiを借りることをオススメしたい。けど、インターネットがなくても旅は成立する(マドリードにおいては迷いそうな場所には大きな地図ボードあるので迷いにくい。迷っててもミスを食い止められる)と思ったし、インターネットがないことで、スペイン人や色々な国の人と必要以上に話すことができたし、写真のように物として残らないが、その分、臭いや建物などのディテイルに集中できた、というのは写真や動画を撮ることでの「後で見直せばいいや」という意識が今まではあったよな、と。

factory airでの恐怖心は、通信機がなく、今自分がどこにいるかがわからないところにあったと思う。命綱的な役割としてのインターネットの安心感を、オフラインだからこそ、実感できた。で、その実感というのは、裏を返すと“一人である”という実感でもあり、今まで何度か一人で海外に行ってきたが、初めて本当に一人であると実感したような気がする。そう、一人になるとどうなるかというと、集中力が違う。自分が無事に日本に帰るために、より楽しくマドリードを過ごすために、時間に無駄ができないように、道の標識やどこに何があるや、音や、匂いや、どこにどんな人がいるかや、色々なことを頭の中に叩き込んでいく。いつもならiPhoneのメモ帳とかに入れていた、もしくはまた調べれば良いやと曖昧なまま保存していたように思う。きちんと認識することを最近忘れていたように思ったし、それが多分一人でいること、なのかなと思った。

インターネットのおかげで、一人なのに、一人になりきれない。

 

 


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