【連続画像】たなかあずさ、雪下まゆを見た@渋谷ライブペイント
YUさん主催のライブペイントを見てきた。
たなかあずさが出るので…と思っていたら、Twitterでよく拝見していた雪下まゆさんもFROZENCHICKENというユニットで出るということで楽しみであった。(宇宙メロも、勿論!)
ライブペイントについて
ライブペイントとは、そのままの意味で、その場で絵を描いていくスタイルのショーである。アーティストというよりパフォーマーと呼ぶのが相応しいと思っていて、それは自分の表現したいものを表現するというのは勿論ありながらも、どう客を楽しませるかという要素があるからで。決まった時間のなかでどういうストーリーで描いていくかを客に見せる芸術だと思っている。
また、その場でパフォーマーは描いているわけで、塗料が客にとぶなどの事故もあるんだろうと思っていた。
BLACK & WHITE〜イベント内容〜
ライブペイントが始まるまで時間があったので、それぞれのパフォーマーが作品を飾っている部屋に行った。
早速、雪下まゆさんの作品(左の女性の絵)。が隣の炎の中の猫の写真がインパクトあり過ぎて、雪下まゆさんの絵に集中できない。
え…?
写真ではなく、この猫は描かれたもので…上の写真を見ても猫の写真のようで、近付くと肉眼でやっと描かれたものであるとわかる。
この猫の作者 磯崎隼士さんと雪下まゆさんは組み、FROZENCHICKENとして本日は出るとのこと。
たなかの作品。Twitterで見ていたものの原画があって、芸能人を見ている気分になる。
右の宇宙人は宇宙メロの作品。
その他…
(YUさんのは左)
こんな感じでBLACK & WHITEな感じである。…あれ、猫のはカラーじゃん!!
別の部屋に行く。
同じサイズの色紙にパフォーマーそれぞれが絵を描く。
勝手にたなかあずさと雪下まゆさんを並べて…バトル感を出す。
雪下まゆさんの色紙でこんなことも。
部屋を出る。
本日のDJ。
自由に描けるコーナー。
それではショーへ。
(多く語らず、時系列で写真を並べる)
たなかあずさのパフォーマンス
緊張の様子…
始まった。
パステルで滲みが出て、それが「闇」の雰囲気を促す。どこか寂し気な絵の中の女性は、この夜をどういう気持ちで過ごすのかとても気になる。
たなかあずさのタッチは速く、パステルを使い熟し一気に絵にグラデーションを付け、立体的に見せる。単純にパステル良いなぁ、そしてたなかあずさに合うなぁと思った。
雪下まゆ、磯崎隼士(FROZENCHICKEN)のパフォーマンス
紙を二枚使用し、今回で1番大きいキャンバスに。
ほぼほぼ完成…??
最初にあったリアルチキンの跡形は一切ない。だが、ライブペイントってこういうものなのか、と思った。
期待とは別方向に行って、見ている人をハラハラさせ、「次はどうなる?」と思わせる。チキンの上に抽象化されたコイルがのり、その上に明日は月曜日のメッセージが載る。第3形態まで。こう見え方のフェイクを味わうとすごく気持ちが良い。しかも面白いのが、どんどん技術レベルを落とし、単純化しているところで、あのリアルチキンを描いた人とは思えない雑のコイル、からの、文字(しかも、tomorrowのスペルも間違う)。しかしそれがいいのだ、どんどんライブ感が増している証拠で、上手さはいらないのかもしれない、何故なら、僕が見ていてすごく楽しかったからである。
最初、リアルチキンがあった時、もうほぼ出来てるじゃん、反則じゃん、と思った。けど違った。あれは最後のオチへの助走だったのだ。助走が良ければ良いほど、良いジャンプが出来る。ライブペイントは陸上にも似ている。
雪下まゆさん。やっぱり上手い白使い。パンクな作風も意外にハマる。ただ顔を描いているところを見たかった。
宇宙メロのパフォーマンス
宇宙メロはいつ見ても堂々としててすごいと思った。またこういうロゴ的な絵を描くことに驚いた。
YUのパフォーマンス
YUさんのは黒が凄く黒で、白が凄く白な感じで、そのパンチが良かった。微妙に赤使ってる!
その他のパフォーマンス
長い曲線がより生き物的に。
可愛らしい世界観。
ポップのなかにグロ的な要素も。
THE ライブペイントであった。きちんとカラスに見えるし、真ん中に女子高生も見えた。
個性が光る。
ライブペイントで塗料を浴びる
製作過程に見惚れていて、油断していた。
白地ワイシャツに黒…深緑のズボンに白…
逆に付いてたらまだ良かった…けど、これも含めて楽しかった。
ライブペイント、面白い。