テレビのネット用語「リアタイ」と「タイシフ」


誰かとご飯食べている時に「最近何見てますか?」みたいな質問をしていて、あ、でもこんなに唐突な感じてはないのだが、その人がどんなメディアに接しているのか、すごくすごく気になって、面白かったら当然見たいし、で、必ず質問する。

「テレビが見られなくなった」とよく聞くが、本当か。周りに聞くと、「あまり見ない」と確かに言う。だけど「本当に?」というと、「あれは録画して見てる」という。好きな番組はちゃんとあって、録画で見ているケースが全体的に割と多いようなそんな肌感覚である。

10代のことは、もう10年くらい前に終わったことでよくわからないし、僕が10代の頃はテレビを見まくっていたが、まずスマホがその時にないわけで、10代のメディアに接するスタイルが全く変わったように思う、というか、確実に。

ごく稀に10代の方と話しする時があり、彼らは基本的にはテレビを見ていないと答える。噂通りだなぁと思いながら過ごしていたけど、SNS上で10代と思われるアカウントがテレビについて、独特の用語で発言していて、面白いと思ったので共有する。

 

「リアタイ」

「リアタイ」というのは、リアルタイムのことで、今放送中のテレビ番組を見ることを指す。

こんな感じでツイートされている。

https://twitter.com/arashi_a_sho125/status/654992748529909761
リアルタイムでテレビ番組を見ることに対して彼らは価値を感じているように思う。「リアルタイムで今回見られるから、テレビ番組を見ながらそのテレビ番組の会話ができるよ!」というような感じだろうか。

 

「タイシフ」

「タイシフ」というのは、タイムシフトのことで、録画でテレビ番組を見ることを指す。

こんな感じでツイートされている。

テレビだけではなく(ニコ生多い…

 

 

「リアタイで見られなかったけど、タイシフで見てるから、そのテレビ番組の話に対応できるから!」とか「私忙しいんだよね…だからリアタイで見られない…」みたいな気持ちなのだろう。
「リアタイ」も「タイシフ」も、あるテレビ番組を見た!見ようとしていることを伝えた上で誰かと感想を言い合えることを柔らかく伝えている言葉だと思う。その言葉が含まれたツイートをして、Twitterで誰かとテレビ番組について話し合う。テレビ番組を見ることが目的なのか、テレビ番組について誰かと話すことが目的なのか、そんなのはどちらでも良いが、携帯電話もなかった小学時代は、「昨日のあの番組みた?」から始まる話について行くためにテレビ番組を見ていた記憶があって、そこではリアルタイムでもタイムシフトでもどちらでも良かったのだけど、今はSNSですぐに感想を共有できるから、「リアタイ」や「タイシフ」という言葉が強調されるし、重要なんだと思うわけだ。

10代の発想は面白い。これからどんな言葉が生まれるのか、とても楽しみである。


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1 件の返信

  1. Moon.k より:

    こんばんは〜
    私は日本語を勉強している外国人なんですけど「リアタイ」と「タイシフ」の言葉の意味を分からなくて探していました。こんなに親切で分かりやすい説明、どうもありがとうございます(๑・̑◡・̑๑)

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