出会い場〝Orchard Towers〟の夜


シンガポール、Orchard駅。
ヒルトンホテルの目の前が騒がしい。ネイティヴというより男性の旅行客が頻繁に出入りし始めるのは23時。

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Orchard Towers

〝SECURITY〟と背中に書かれたお揃いの服を着る体格の良い男性がたくさん。警察か何なのかわからないが、物騒である。

Orchard Towersという建物の中には、クラブやマッサージ屋が入っているようだ。Orchard Towersの入口側の店はクラブで入場する人の列が伸びる。カバンチェックもある。マッサージ屋の前には、セクシーな服の女性が立ち、こっちを見ては、日本語で話しかけてくる。腕を組んでくる。バンコクのナナプラザは全体的に暗いが、Orchard Towersはニュー新橋ビルの中のような、そんな雰囲気で明るい、不思議な空間である。

クラブに入場する。二日酔いで酒は飲みたくない。ソフトドリンクは$12で入場。生バンドが演奏するステージ。演奏は凄く上手く、こちらはシンガポールの人のようだ。ギター、ベース、キーボード、ドラム、パーカス、ボーカルという編成で豪華である。フロアの右側と中央にドリンクのカウンター。しかし土曜日だったこともあってカウンターがわからないくらい人でごった返す。

女性と一緒にいたが、時々1人になってフロアを歩くとタイトなドレスを着た女性がこっちを見つめる。あっちにも見つめてくる女性がいる。女性は綺麗で、ベトナム人が多いように思ったが、タイ人やアフリカ系の人、西欧の人も確認できた。

where are you from?

と聞かれ、そこから会話が始まる。基本的に相手は日本語を話せない。たどたどしい簡単な英語で進む。Google翻訳は生バンドの音で機能不全。5分くらいやりとりして、もうすぐ戻らないと、と思って、友達を待たせているからごめん、と言ったら腕を握ってくる、今夜はダメか?ということらしい、シンガポールに来てモテ期か、と思ったが、ここはそういうところのようだ。ここは出会いの場、交渉の場ということらしい。

$150〜$300くらいでそこのタイトなドレスを着た女性とやりとりするようである。

西欧の男性が目立つ。彼らはそこにいるアジアの女性の腰に手を回し、耳元で何かを話している。お互いに楽しんでいるようだ。ここの場でいくら楽しんでも、女性にはお金は入らず交渉し、外に一緒に出て、ホテル81とかに行ってやっとお金になるものだから、女性にとっては効率が悪そうであるが、どうなんだろうか。男にとっては、安くキャバクラにいるような感じで楽しそうである。

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シンガポールという罰則が厳しそうな国にあった不思議な空間。こういう所がまた観光を後押ししているのかもしれない、いや間違えない。


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