ミスチル桜井和寿はライブでミッキーマウス化する〜Mr.Children Stadium Tour 2015 未完〜


9月6日の日曜日、Mr.Children Stadium Tour 2015 未完の日である。場所は、日産スタジアム。

 

「未完」予習

ライブ前日の昨日、TSUTAYAに久しぶりに行き、ミスチルの一番新しいアルバムであり、ライブ「Mr.Children Stadium Tour 2015 未完」の冠にもなっているアルバム「未完」を借りてきた。ライブで流れる始めの調で、音で、何の曲かわかるくらいの知識レベルにもっていかないと、やっぱりライブをフルで楽しむと言えないと思っているから、ライブ前日にとにかく詰め込んだ。おかけで、「未完」は好きなアルバムになった。「あんまりなぁ」と思っても、十数回聴けば好きになる。特にお気に入りは「幻聴」という13番目に入っている曲だ。信長協奏曲の主題歌になっていた「足音」も勿論好きだが、「未完」というアルバム全体の中で、「足音」への受け渡しが凄く綺麗である、というのは、Aメロ、Bメロはポップに軽快な旋律なのに、サビは哀愁漂うバラード調の旋律で、ズルい、鳥肌の立つタイプ。そこから完全にバラードの「足音」へと。絶妙なバランスを持つ「幻聴」には特に注目していた。

 

初めてのミスチルLIVEを振り返る

3年前くらいか、場所は所沢スタジアムで、ミスチルのライブを初めて観た。桜井和寿がステージを駆け回り、照明が走る桜井和寿についていく。「ありがとーー」とかなりの高音で叫ぶ。すると会場中が笑顔になる、手を叩く。「ありがとーー」という言葉は魔法の言葉になっていた。そんな様子から、桜井和寿がディズニーランドにいるミッキーマウスに見えて仕方なく、それをミスチルファンに話すと「確かに」とすんなり受け入れてくれた。ただ桜井和寿は、不倫騒動など色々あったようだが、それでもミッキーマウスに見えるのだから、ズルいが、しょうがない。本物のミッキーマウスも、頭を外したら肉食かもしれない。

 

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LIVE「未完」が始まる/音楽のこと

まず驚いたのは音響。野外のスタジアム、そして雨…あまり期待していなかったが、とても音が綺麗だった。最近、味の素スタジアムでB’zのライブを見た時は音響がひどく、しかもスピーカーが機能停止する場面があり、それがトラウマになっていたこともあるが、今日のミスチルライブは素晴らしかった。室内の狭い箱で聴いている意識を持てた。

またコーラスの方の桜井和寿へのハモり…神だと思った。CDで桜井和寿の多重録音を聴いているかのような、重なりは奇跡的だし、それをキーボードを弾きながらこなしていることが仰天。ミスチルのキーボードと言ったら、小林武史であったが、違う方で、パワー減かな…と思ったが、全然。あのハモりに本当に酔いしれた。桜井和寿が2人いるかのように、そう感じた。

 

セットリスト

2曲目の「擬態」から「ニシヘヒガシヘ」「光の射す方へ」は嬉しかった。確実に知っている曲を、そして思い切りノレる曲で嬉しかった。また「終わりなき旅」「Tomorrow Never Knows」を両方聴けるとは思わなかったし、「Tomorrow Never Knows」においては伝説の世界的バンドであるThe Beatlesの「Tomorrow Never Knows」より確実にミスチルの「Tomorrow Never Knows」の方が日本人に影響を与えているとわかるくらい、聴いていて、僕のなかの細胞たちもピクピクと反応していることがわかった。ここまで反応させるメロディーはあるだろうか、いやない、というような反語の例文に使いたい。

今日は雨。特にアンコールの時は雨足は強かった。ただそれが良かった。

昔「SENSE in the field」というミスチルのライブDVDを見て、「I’m talkin about Lovin’」からの「innocent world 」に感動していた。繋ぎの編曲部分のかっこよさにヤられたのは大きいが、雨も大きく影響していた。桜井和寿が小刻みに足踏みする、そこから、「innocent world 」のサビの独特のゆったりした旋律にかわる、あれは鳥肌。あのライブDVDを見てから、「innocent world 」は雨のものになった。アクエリアスCMの晴れ晴れしたイメージは消えた。

そしてその「innocent world 」を今日の雨の日に観ることができた、生で。あれは本当に感動した。雨に感謝である。

 

桜井和寿はミッキーマウス

やっぱり桜井和寿はミッキーマウスだった。見ているだけで楽しくなる。次はもっと楽しい、素晴らしいものを魅せてくれる、聴かせてくれる、そんな期待をもたせる。愛の話をすれば、仏陀を登場させながら強引に愛とは想像であると述べる。僕は生きてきて「愛とは」と考えたことがない。そんなことを考えて誰かに語ったりしたら「頭大丈夫か」とか「あいつヤバい」とかそう思われてシカトされると思うが、桜井和寿が言うとみんな「なるほど」とそんな表情になる。

昔から桜井和寿は変わらないけど、僕が本当に小さい時からミスチルの今日はそばにあった。僕の小学時代のサッカークラブのことや、高校の体育祭、大学のバイトのことをミスチルの曲きっかけで思い出す。ライブを見ながら昔を思い出す、そんな回想がライブの醍醐味であり、それらの曲を奏で続けているミスチルが衰えることなく、目の前で演奏していることに「これからも宜しくお願いします、税金は納めます」とナチュラルな御恩と奉公のようなそんな関係を実感する。

 

最後に

今日の素晴らしいライブは終わったが、楽しい時間の後は寂しさが残る。そんな今「幻聴」を聴いている。いつの時もミスチルのそばにいたい。

(ミスチルのライブの後はなぜか口調が桜井和寿になる。今日も例外でなくライブ終わり、駅に向かう途中で友達と話しながら、桜井和寿がライブ中に話した恋とは?の話の仏陀部分のモノマネになってしまった。すると周りから視線を感じ、ふと見ると女性から睨みを受けていた。。今度から控えようと思った…桜井和寿贔屓め!!)

 

 


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