「話がすり替わった」でなくフェーズが変わった〜東京五輪エンブレム炎上問題より〜


東京五輪エンブレムの問題がまだ燃え続ける。東京五輪エンブレムの話から、そのデザイナーのこれまでの仕事にあったパクリ問題が指摘され、それを謝罪するなど色々な問題に飛び火している。

インターネットにたびたび起こる強い者イジメを見ているようで、この件をきっかけに気を引き締め直した人もいるのではないか。明日は我が身と考えながら、東京五輪のエンブレムをデザインするという超大役なんぞ、何回死んで蘇ってもくるような話ではないことに気が付き、そのデザイナーとのリア充具合を比較し生まれた負のエネルギーで、多分きっと、インターネットの透明人間がここまでデザイナーを下げることに成功したのだろう。透明人間は、実は透明人間ではなく、近くのテーブルにいるかもしれない。SNS上には、色々な情報が渦巻き、誰かの興味本位で放たれた真実が、誰かの興味本位で放たれた真実と繋がり、2歩も3歩も進んで重要な真実が浮かび上がるケースがあり、そこを結ぶのが得意な透明人間がフルパワーで餌をインターネットに投下する。

昔から表れるこの流れは今回も同様であると思うが、今回は擁護が多い。それはそのデザイナーの人望なのだと思う。ただ気になったのは、擁護している人のSNSでの発言だ。普段はどこかのメディアで面白いこととか何かしている人なのだと思うが、

「話がすり替わった」

とこの東京五輪エンブレムの問題に関して、強く発言するところを見て、なんか違うと思っている。

「東京五輪エンブレムのパクリについて話してるのに、他の話をもってくるな」

そういうことなんだと思うが、そんなことを透明人間に言っても無駄で、透明人間はきっと東京五輪エンブレムの話なんかどうでもよくて、デザイナーを落とすところまで落として楽しむと、多分そんなスタンスなわけで、東京五輪エンブレムはただのきっかけであり、向かうはデザイナーの破滅、リア充の消滅なのだと思う。話がすり替わったということではなく、フェーズが変わった、ということだ。

もう東京五輪エンブレムの話ではなくなり、個人に火がつき、どうしようもできないくらいまで消耗してしまっている。

今まで擁護していた人の擁護がパタリと止まり「今日のランチ」の投稿が始まる、擁護する人のフェーズもまた変わった。それでもまだ擁護する人は「話がすり替わった」と叫ぶ。

センスが大事なことをしている人のセンスが揺らぐから、多分何もしないのがいいのだと思うが、どうだろうか。


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