aikoのライブ「LOVE LIKE ROCK VOL.7」に行った感想


aikoのライブ「LOVE LIKE ROCK VOL.7」に行ってきた。aikoのライブは初…しかも中学時代から好きなアーティストで、曲はMDで何十回も聴いてきた。最近は、カラオケで周りが歌う程度。カラオケでは、周りの人、僕と同世代の人たちは、あの半音進行に翻弄されながらも、やや陶酔して歌いあげているようだが、だいたいは旋律におどらされている。けど、歌い終わった時の爽快感は、他のアーティストのとは別格であるような気がして、またカラオケボックス全体の雰囲気も、どこかさっきよりも良くなっているというか、aikoでみんな繋がっていることに気が付き、連帯感が生まれるというか、そんな感じ、ようは、aikoは、コミュニケーションツールなのだ。

aikoのメロディーは、例え新曲でも6秒聴いただけで、「aiko」といえるくらいで、本当に個性的、特徴的で、日本の多くの人の脳みそ、いやカラダ全体に、あの半音進行が深く深く染み付いているのだろう、僕も例外でなく。

そんなaikoを生で聴いたことがなく、なぜだろうという感じだが、今日行ってきた。Zepp Tokyoだ。

  
まずZepp Tokyo…ロッカーが小さ過ぎて鞄がロッカーに入らず…パソコンなどの機器が鞄に入っていて。会場でaikoの音楽にテンションが上がったオーディエンスが僕の鞄を踏み潰すところを想像した。それだけは嫌だ…と思いながら、鞄が踏まれないような作戦を思いつき、Zepp Tokyoの中の様子を思い出しながら、立つ場所を予め絞った。そして成功した。

  
オーディエンスを仕切る柵に鞄をかけるのだ。これであれば鞄が踏み潰される心配がない。良かった…。

aikoのファンだけあって、多くが背が小さい。見晴らしがよくなることが想定されたが、まさかの空気読まない系の180㎝台が目の前に。柵があるから、スクリーンアウトできない。ただライブが始まれば、aikoに寄ると思われ、視界から消えると期待した(結果そうなった)。

LIVEが始まった。背が小さいはずの女性たちが跳ねる跳ねる。だが許容範囲で、aikoがばっちり見える。なんて可愛いんだ。3m先にaikoだ。なんか、aikoって、JKというか、JCの、都心でなく、地方のヤンチャなグループの中心の人の隣にいる人みたいな、なんかそんな雰囲気があって、そういう人って尖ってるわけではなく、性格が良くてさ、グループ以外の場所では、目を見て話を聞いてくれるというか、そんな雰囲気だと感じてる。勝手な妄想だ。

セットリスト。最高。頭の方に割と昔の曲が入っていて、そこで一気にのれた。二曲目、僕、すごく好きな曲。最後の花火は本当にさ、夏に一番聴きたい曲で、今は梅雨だけど、夏の夜の何となく「楽しかったよな」の余韻が流れてさ、気分は夏でした。夏の星座にぶら下がりたい。

MCは、オーディエンスの声に都度対応するaiko。なので、流れとして下ネタに寄っていく、そっちに寄れば寄るほど、「あーーaikoだ!」のスターを見る目から、「aiko、またまたー」みたいな友達感覚に。そういう気持ちの変化があった。オーディエンスの顔をきちんと見て、たまに突っ込みを入れて巻き込む。巻き込まれた人は嬉しいだろうなぁ。で、最後の最後。aikoがアカペラで、「カブトムシ」のサビを歌う。さっきまで、友達感覚で笑っていた人たちが一気にタオルを目に持っていく、泣いているのだ。「少し背の高い」まだ何も文になっていない段階でのことだ。アーティストって凄いなぁと思った。マジシャンだ。オーディエンスとの距離を楽しむようにドンドン変化させていく。最後は「やっぱりaikoすごい、また歌を聴きたい」そうなるのだ。地元の先輩みたいな、凄いアーティストなのだ。

昔、中学時代に英単語帳にaikoのサインを僕自身が再現して入れていた。かなり馬鹿な行動だが、何となくaikoのサインに見えた記憶がある。その英単語帳をaikoが何よりも好きな友達が発見して「これなんだよ」と質問してきた。「茅ヶ崎にさ、aikoがいて、たまたま持っていたコレ(英単語帳)にサインをもらったんだよ。茅ヶ崎駅ね」と嘘をついたら完全に信じきっていて「3000円で売ってくれ」と言われた。「ごめん」と言った。「5000円で」「ごめん」…「頼む」と言われたからタダであげた。それから彼は大切そうに英単語帳を眺めていた。あれから十数年経つけど明かしていない。まだその英単語帳を持っているかな。


あわせて読みたい

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です