どこまでの「酷似」でアウトか、「非類似」としてセーフか、その境界線が今、必要だと思う(鳥貴族と鳥二郎の商標登録の問題について)


上の画像を見てもわかるように、鳥二郎と鳥貴族のお店の看板は何となく雰囲気が似ている。「鳥」の字はそっくりだし、字と地の色が逆になっているし。両店に行った事がないので、外からの情報だけだが、店内についても、メニューなど酷似点がかなりあるようだ。

鳥貴族が鳥二郎ロゴの商標登録(特許庁)に異議申し立てをして、結果、申し立ては認められなかった。これから多分、鳥貴族と鳥二郎の間で裁判が行われるのだろう。

もし、申し立てが認められていたら、特許庁にとっては、非を認める事になるため、結果を見て「そうだよなぁ」と思う訳なんだけど、この申し立て(詳しくは、ここで、2014-900320を検索ください)でポイントは、生活者、消費者が鳥二郎を鳥貴族のグループの店と誤認してしまっている事実を鳥貴族が嘆いたところだと思う。それに対して、特許庁は「外観、称呼及び概念のいずれにおいても相紛れるおそれのない非類似の商標と認められる」と回答。とても冷たい回答に思える。

一度、商標登録をされたものは、もう異議申し立てをしてもしょうがないように思ってしまう、そして、商標登録ってなんだろう、とも思う。悪い事をしようとしてる人にとっては、「とりあえず、商標とっちゃえば、面倒なことにならないから、何かあった時に、自分のメンツのことを意識して冷たく異議申し立てを跳ねるし、こっちにとってはありがたい」とそう思うんだろう。

商標を登録する難しさはやったことがないのでわからないが、字と地の色を逆にしても問題ないようなので、あるロゴに似せながらロゴを作り、それを登録することはできそうだ。というか、この鳥貴族と鳥二郎の一件でできることが証明された。しかし、酷似、という点において、どこまでが許容範囲か、実験的にやってみることは、社会的に必要な気がしている。


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