デザインフェスタ @東京ビックサイト で興味を引かれた11タイプ


Twitterのタイムラインを見てると、たまに面白いフィギュアやイラスト、かっこいい、可愛い洋服などがあがっていて、「こういうのって誰が作ってるんだろう」と思いながら、検索行動に移さず、またそのTweetに載っているURLをたたくことなく、その疑問自体が風化の方向に勝手に進んでは消える。

こういうのは、勿体無い、と思いながらも、他にやる事もあって結局to doの下位に運ばれての事で、当然といえば当然。

しかし、たまに興味を引くインターネット上に露出する個人の興味が詰まった作品がとても魅力的であったことは事実で、実際に生で見たい気持ちはある。

そんな作品が一挙にリアルの場に集められたイベントが、デザインフェスタというイベントだ。

今回は、僕が行くのは多分3回目。これまで確か2回行っていて、「これはプロの作品だ」と思った作品が多く驚いていた。そういう事もあり、今回は今までと比べて、見慣れてしまったこともあり、「これは前もあった」と新鮮味はどうしても弱くなる。つまり、出品者もある程度固定化して、その出品者の趣向はそんな変わる事もなく、結果、同じようなものが出てくる、と単純にそういうことなのだろう。

前からあった物もあったが、個人的に気になった作品の集合を見て、タイプ分類すると以下のようになる。

  1. 微細技術型
  2. ミクロとマクロの視点型
  3. 芸能人製作型
  4. アイデア型
  5. ゲテ×マニアック型
  6. 既成概念の破壊型
  7. リアル重視型
  8. エロネタへの想起促進型
  9. 体験型
  10. 世界観型
  11. 既存コンテンツ発展型

タイプも多く、デザインフェスタの展示物のジャンル幅が広いことがわかると思う。それでは、それぞれのタイプに該当する作品を紹介する。

1.微細技術型

最近ボールペン画や彫刻など細かさで目を引くものを目にする機会が増えた気がする。細かいものの集合体はそれだけで「大変そう…」と見てる人に努力点を勝手に与えさせ、「すごい…これどうなってるの?」と思わず近付きたくならせる力がある。多くやられている手法ではあるが、細かな部分が気になる関係で飽きを紛らわせているように思う。

   

マネキンに細胞を模した細かな模様が描かれ、より生物感が付加されていたように思う。

  

城系の作品は多いが、単色ペンでシンプルに描かれているとより強く細かさが伝わってきた気がした。

  

模様の細かさ勝負の作品。型を使わず綺麗に規則的な形がつくられる。

  

巨大なキャンパスに細かい点が散りばめられる。これは細かな線ではなく点であるが、キャンパスの大きさとの対比で、細かい部分が気になり思わず近付きたくなった。

  

スイカを彫ってつくられた灯りが光る。見ての通り、素晴らしい。スイカの緑と白と赤の色の特性を理解した上での技術の見せ方が上手い。 

2.ミクロとマクロの視点型

タイプ1を併せ持っていて、ただ俯瞰してみると別の一つの絵が見える変わり種の作品が該当。

  

3.芸能人製作型

タイプ名そのまま、芸能人が製作した作品が該当。キングコング西野さんは有名だが、その他の方も出されていた。

   
    

4.アイデア型

技術面は無視して、発想自体が「面白い!」と思わせる瞬発芸作品が該当。

 

ボタンの種類違いの集合体で文字を表現して行燈に。
  

背の高さを利用してTシャツにスケール。

  

ブロッコリーに着目。

  

商品を壁一面に。物が貼りついた屋外広告のよう。

  

映画のワンシーンをパントマイムで。

5.ゲテ×マニアック型

見た目は目を伏せたくなるような気持ち悪さなのだが、「なぜそこを切り取る?」と思ってしまうくらい視点がマニアックなものが該当。

   
      

6.既成概念の破壊型

ある機能を持った商品に違う機能を付け加えるというより、フォルムだけ残し、別の機能が主になったもの。

   
 

7.リアル重視型

生物などが大きく抽象化されていず、リアルが追求された作品が該当。

   
    

ガラスと鉄のアート。

  

精細模型。  

    

金魚のリアルな膨らみ。

  

パーツはゴムで繋がりテンションがかかることでよりリアルに安全に関節が動く。

    

落ち葉を模したバッチ。

8.エロネタへの想起促進型

エロネタへの想起促進は、展示されていた作品の本望ではないと思うが、エロを想起させるポテンシャルがある作品が該当。

 
風船を割ると中が見える… 

9.体験型

乗る、着る、触れる、会うなど体験を必要とする作品など。

   
子供が危なそうだが、そのスリリングなところも機能して印象に残った。

試着。空き缶型になるパーカー。  

  

鎧を着る。

キャラクターとハイタッチ。   

ネットで交流のあった方と会う。これもデザインフェスタの醍醐味といえる。

10.世界観型

細かな世界観を伝えることを重視した作品。

   
一見、雑に見える。

 

が、キャラクターの紹介が丁寧にされている。独特の世界観に思わず惹かれた。

11.既存コンテンツ発展型

多くの人が触れたことのあるものを使って、究極的に極めた技術でつくられた作品が該当。

折り紙の技術に驚いた。

   
    

こんな紙飛行機見たことがない。そもそも飛ばなそうだが。

こういうこともできる。

  

普通の折り紙。

  

規則的に折り目をつける。

  

折り目に沿い凹凸を作るように折るとこうなる。不思議だ。    

こんな折り目で…

こういうものができる。

   ペイパークラフト。

 紙が何かの素材に。

最後に

思ったことを淡々にあげる。

  • 3Dプリンター系が少なかった
  • イラスト靴の販売が多い(割と簡単に商品化できる)

   
 

  • デジタル系の体験コンテンツが少ない

  
オキュラスリフトはこの一つだけだった。

  • 同じようなものが多い

どこかの店で売っていそうなものがたくさんあった。それでいいのかもしれないが、個人的にデザインフェスタの面白さは、自分の「こうしたい!」を強く含んだ製作者寄りのエゴなプロダクトに客が惹かれ、時に共感する点だと思っていて、その点、振り切ったものが少なかったと思った。

  
ネガティブなことを言ってるけど、1日中歩き回って楽しかった。出展者の皆様、ありがとうございました。


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